オリックス監督に招聘された仰木彬はイチローの抜群の打撃センスを見抜くと、登録名を当初の「鈴木」から「イチロー」にチェンジさせ、1軍の2番打者に抜擢する。オリックス1軍打撃コーチの新井宏昌にも理解され、レギュラーとして活躍。4月末ごろには1番打者に定着し、日本新記録の69試合連続出塁、日本球界初となるシーズン200本安打の偉業を達成。結果的に210安打(日本記録)までのばし、この年から打撃の正式タイトルとなった最多安打の初代獲得者となる。パ・リーグ新記録となる打率.385(後の2000年に自らパ・リーグ記録を更新)で首位打者を獲得。外野の打者としてはプロ野球史上最少年齢でMVPを手にした。主にオリックス1番打者を打ちながら、首位打者・打点王・盗塁王・最多安打・最高出塁率を獲得し、「五冠王」に。
